オレンジ色が映える紬織の着物生地と藍色の無地の結城紬を組み合わせたワンピースとなります。絹100%の越後結城紬は触っただけ素材が涼しげで如何にも日本の伝統らしい藍染め、見ているだけでもホッとします。反物のままだったこの生地の端に「越後結城紬 別織」「小千谷織物之記」と染められていました。結城紬を利用した袖は、通常のように袖口を折り返して始末せずに、生地の端をそのまま使った一枚仕立てにして生地の特性を活かした軽い仕上がりになっています。メインの紬織は生成り地にオレンジ色が個性的なランダムな縦ライン柄、色の組み合わせも洒落ていて上品な中に元気をくれるパワーを感じます。こうやって着物生地に触れ合っていると日本の和服の文化、染織の伝統は凄いと度々感じます。細い糸を使って丹念に織られた結城紬はどの位の時間をかけて織り上がる物なのでしょうか。反物の端部分にフリージングのように束ねられた細い絹糸がこの生地へと織られたのです。そんな反物の状態や年代を感じる商標の表示、刻印など反物のままご覧いただきたい素敵な作品でした。こんな風に切り刻んで利用させていただくのは申し訳ないと思いつつ、使わせていただいております。今回はそんな和服生地同士を合わせたワンピース、是非とも日本の文化を着ていただきたいお勧めの一品です。【素材】・和服生地・ジャージ手洗いがお薦めですが、洗濯機の手洗いモード（おしゃれ着洗剤、ネット使用)でもご利用頂けます。基本的に古布を使用していますのでご理解のある方にご購入を頂いています。折シワの強い部分や解いた後の縫い目、避けられないシミ等がある場合がございます。商品のお問い合わせNOは、「a-138」となります。複数店に出店しておりますので、タイミングにより売り切れとなる場合もございますので、ご了承ください。