★サルバドール・ダリ リトグラフ「女教皇」★

商品詳細


■作家・作品紹介
 
 サルバドール・ダリ

 ダリ（1904～1989）
 本名：サルバドール・フェリーペ・イ・ハシント・ダリ
 (Salvador Dali)

略歴

1904年 スペインの小都市フィゲーラスに生れる。
1917年 ホアン・ニュヌスにデッサンを学び始める。

1918年 市立劇場でのグループ展に油絵数点を出展。
1922年 バルセロナのダルマウ画廊でのグループ展に出展。
    ガルシア・ロルカとルイス・ブニュエルと親しくなる。
1928年 ピッツバーグの国際美術展に「パン籠」「アナ・マリア」などを出品。
1929年 パリのゴーマン画廊で個展。
    ブルトンが個展の序文を書く。「アンダルシアの犬」の撮影に立ち会う。
    シュールレアリスムグループの一員になる。
1933年 ジュリアン・レヴィ画廊で、アメリカ最初の個展。
    ミレーの晩鐘に関する作品を描き始める。
   「モダンスタイル建築の恐ろしく可食的な美について」を発表。

1934年 パリでガラと正式に結婚。
    シュールレアリスムグループから除名。
1936年 「内乱の予感」を制作。
    エドワード・ジェイムズと36～39年間の制作作品の売買契約を交わす。
1941年 ＮＹ近代美術館で大回顧展が開かれる。
1945年 ヒッチコックの「白い恐怖」の夢を担当。

1949年 「ポルト・リガトの聖母」を持参し、ローマ法王に謁見。
1950年 カトリックへ帰依する。
    「ポルト・リガトの聖母」を大作に描きなおしニューヨークで個展。

1971年 アメリカ・クリーヴランドのダリ美術館開館。
1974年 フィゲーラスのダリ劇場美術館開館。
1982年 スペイン国王から大十字勲章とプボル侯爵の爵位を受ける。
    セントピーターズバーグのダリ美術館開館。

1983年 生涯最後の作品「燕の尾」を制作。
1984年 自宅が家事で焼失。ダリ本人も大怪我を負う。
1989年 フィーゲラスで逝去。享年84歳。
    劇場美術館へ埋葬。





ピカソと並び20世紀を代表する画家・サルバドール・ダリ
（Salvador Dal, 1904年5月11日 - 1989年1月23日）。

シュルレアリスムの代表的な作家として知られる。

フルネームはサルバドール・ドミンゴ・フェリペ・ハシント・ダリ・ドメネク
（Salvador Domingo Felipe Jacinto Dal Domenech）。

ダリは1904年5月11日、スペインのカタルーニャ地方フィゲラスで、裕福な公証人の
息子として生まれました。

母親も富裕な商家出身でした。ダリには幼くして死んだ兄がいて、同じ「サルバドール」
という名が付けられた。このことは少年ダリに大きな心理的影響を与えました。

少年時代から絵画に興味を持ち、画家ラモン・ピショット（ピカソの友人でもあった）から
才能を認められる。
1921年、マドリードのサンフェルナンド美術学校に入学し、フェデリコ・ガルシーア・ロルカ（詩人）、
ルイス・ブニュエル（映画監督）と知り合いました。
ブニュエルとは、1928年にシュルレアリスムの代表的映画『アンダルシアの犬』を共同で制作。

1925年、マドリードのダルマウ画廊で最初の個展を開きました。
1927年、パリに赴き、パブロ・ピカソ、トリスタン・ツァラ、ポール・エリュアール、ルイ・アラゴン、
アンドレ・ブルトンらの面識を得ました。
1929年夏、詩人ポール・エリュアールが家族とともにカダケスのダリを訪ねる。
その妻が、後にダリ夫人となるガラ・エリュアールです。ダリとガラは強く惹かれ合い
1932年に結婚しました。

画学生時代には印象派やキュビスムの影響を受けていたダリですが、シュルレアリスムに
自分の進む道を見出し、1929年に正式にシュルレアリスト・グループに参加しました。
1938年にグループから除名されましたが、その理由は彼の「ファシスト的思想」が、
アンドレ・ブルトンの逆鱗に触れたからとされています。
しかし彼の人気は非常に高かったため、そのあとも国際シュルレアリスム展などには必ず
招待されていました。

ダリは自分の制作方法を「偏執狂的批判的方法」と称し、写実的描法を用いながら、
多重イメージなどを駆使して夢のような超現実的世界を描きました。

第二次世界大戦後はカトリックに帰依し、ガラを聖母に見立てた宗教画の連作を発表しました。
第二次世界大戦中は戦禍を避けてアメリカ合衆国に住み、アルフレッド・ヒッチコックの
「白い恐怖」などの美術に協力しました。

1948年にスペインに帰国。ポルト・リガトに居を定めて制作活動を行いました。
1982年にガラが死去すると、「自分の人生の舵を失った」と激しく落胆し、ジローナのプボル城に
引きこもりました。最後に絵を描いたのは1983年5月と言われています。
1989年にフィゲラスのダリ劇場美術館に隣接するガラテアの塔で、心不全により85歳の生涯を
閉じました。



★作品タイトル「タロット・ユニバーサル・ダリ 女教皇」


 1979年にLevine＆Levineが発行
 Lady Blue -The high Priestess- Tarot

 185ページの図79-10として、「アルバートフィールドによる
「サルバドールダリのグラフィック作品の公式カタログ」1996」で
 参照されています。

 海外市場では120万円程度で取引されています。
 国内市場で目にする事は滅多に無くとても貴重な一点です。


 参考資料
 https://modernism.com/items/3573/prints/10140-7661-lady-blue-high-priestess-salvador-dali



☆『タロット・ユニバーサル・ダリ』 1984年発表

 ダリ独特の個性豊かな表現力によって78枚のカードが描かれています。
 ダリの作品集ともいえる見応えたっぷりのタロットカードです。

 新風を吹き込み従来の価値観を変えたダリの独特な画風がタロットカードの
 中にも表れています。

 このタロットカードは大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の計78枚。
 全カードが絵札で構成されていますが、それぞれのカードがダリ独特の
 迫力みなぎる画風によって描かれています。
 壮麗なスケール感が漂う、聖域のたたずまいです。

 その芸術的価値から、タロットを愛する人は勿論、多くの方々から
 高い評価を受けており、これまでも絶大な人気と憧れの的になっています。



☆女教皇
（英：The High Priestess, 仏：La Papesse）
 タロットの大アルカナに属するカードの1枚。
 日本語では高等女司祭や女司祭長、英語ではThe Popess、
 仏語ではLa Papesseと呼ばれることもある。

 伝説上の人物・女教皇ヨハンナをモチーフとすると言われる。
 カトリック教会では女性が司祭以上の職に就くことを認めていない為、
 カトリックの世界では現実には有り得ないものとして扱われる
「女教皇」はしばしば「反ローマ教皇」の象徴とされる。

 マルセイユ版に描かれる「女教皇」は同版の「教皇」と同じような
 被り物（教皇冠）を頭に乗せ、この女性が最も高い位の人物である事を表す。

 被り物の内側から頭全体を覆う白いベールから、この女性が修道女
 あるいは尼といった聖職に就いていることを示し、同時に処女である
 事を表現している。

 女性の持つ書物はトーラの書であると解釈されるのが一般的であり
「高度な知識や学問の象徴」とされる。


☆本作品は真作を保証致します。   万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。   その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。   存命作家の場合は作家本人より、   物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


■サイズ・コンディション、その他

 サイズ

  作品 45cm×68cm
  額縁 66cm×90cm

 
 コンディション

  作品はとても良好な状態です。未使用に近いです。
  額縁は小傷スレ有ります。


 その他

  作品面に作家直筆サイン、エディション有り




  見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、  額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
  基本的に額縁は無価値とお考え願います。
  尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。


☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
 真作保証できる作品を真作と表記致します。
 作者自身、又は著作権者等で作成した
 リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 
 模写と表記致します。


 上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
 (複製画、オフセット、ポスターなど)


 尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

 全ての出品作品に於いてご相談致します。
 お気軽にお尋ね下さい。


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